着物や浴衣などの和装衣料用ハンガー。余分な湿気を取り除きます。和の装いを大切にされるシーンでお使いいただけます。桟が付いているので、帯と着物をセットして掛けることができます。着物や浴衣、袈裟などお召しの際にご活用ください。着用後のきものは、汗などの湿気を含んでいます。脱いだきものや帯・長襦袢は、和装ハンガーに掛けて一晩吊るしておき、余分な湿気を取り除きます。木部は檜舞台板の素材の良さを最大限活かせるようナチュラルカラーに仕上げました。表面中央に歌舞伎独特の化粧「隈取」の中の一つの「筋隈」のプリント入り。

高級感のあるカッティングを施したベルト用ハンガー。
ベルトを絡ませずに収納可能。5本のベルトを丸めずに収納でき、ひと目でベルトを見つけ出せます。バックル部分を掛けるだけで掛け外しも簡単。金具部分は互い違いになっているのでベルトの出し入れも、その日のスーツとのコーディネイトもスムーズに行えます。木目模様を隠すことなく際立たせる、素朴なカラーは優しく木の温もりを伝えます。表面中央に歌舞伎独特の化粧「隈取」の中の一つの「筋隈」のプリント入り。

シャツから薄手のジャケットまで幅広く対応するジャケット用ハンガー。
程よい肩の厚みが日常で使いやすいシンプルなデザイン。クローゼットに一本あると便利なアイテムです。木部は檜舞台板の素材の良さを最大限活かせるようナチュラルカラーに仕上げました。木目模様を隠すことなく際立たせる、素朴なカラーは優しく木の温もりを伝えます。

日本固有種の檜は、日本建築の礎である高級木材の代名詞。歌舞伎座の舞台は「丹沢の百年檜」を使って作られています。神奈川県の丹沢山で100年という長い年月をかけて育てられた檜は色も材質も均一で、整った木目の木です。舞台の床面に使われる節のない板は、この丁寧に育てられた檜の木1本から2～3枚しか採れないというほど厳選されたものです。

隈取（くまどり）とは、歌舞伎独特の化粧法。初代市川團十郎が、坂田金時の息子である豪傑坂田金平役を演じた際に、紅と墨を用いて化粧したことが始まりと言われています。隈取には様々な種類があり、今回ハンガーに入れるロゴとして選んだのが「筋隈」。荒事と呼ばれる荒々しく豪快な役柄の隈取で、力強さを表しています。超人的な強さを発揮する正義の味方に使われます。『菅原伝授手習鑑』「車引」の梅王丸などが有名です。

檜舞台板の風合いを残した小さな木片を同梱します。この木片も実際に歌舞伎座の舞台板として使用されていたものです。表面は磨き加工をせず、舞台板として使われていた時の状態をそのまま残しています。裏面にはシリアルナンバーを刻印いたしました。

正面から見て右肩の底面部分に“歌舞伎座檜舞台2013-2020”の文字を刻印。

歌舞伎の舞台では大掛かりなセットも組まれ、舞台板には釘打ちの跡や傷があります。その傷をあえて商品に残しました。完成品のハンガーに釘打ちの跡が残っていますが、パテ埋めをして釘穴を塞いでお召し物が引っ掛かりにくくなるように加工をしております。傷があった部分はその部分を削った後、丁寧にヤスリで磨いてなめらかな状態に仕上げました。