AUT-05 の大きな特徴の1つでもある肩先の丸みは、どうやって生まれているのでしょうか?
櫻井
丸みを作るのは、成型後の荒磨きで最終的にきれいに丸めてもらうのですが、その前段階として、面を取って丸めやすくする作業を、加工の僕のところでやっています。何本か面を取って丸い形状に近づけていくんですけど、左右対称に取らないといけない。あと背中側と前側とでは面の取り方が全然違うので、面の取り方とか面の大きさ等も変わってきます。
基本的に木材を削る時は型を使うので、右左は同じように仕上がるんです。ただ型のセットも細かくあって、セット次第で変わってくるので、そのセットをきっちり左右合わせて削る。その後に今度は手作業で面を取っていくので、その手作業のところはやっぱり一本一本差が出るところになってくる。それを差がないように面の大きさを気にかけながら、最後のバランスを考えながら面を取っていきます。
面を大きく取りすぎてしまったら、荒磨きで大きく取った分はもう修正ができないんです。木部がなくなってしまうので。だから取りすぎないようにしないといけない。ただ小さすぎると、荒磨きで丸める時に丸めるのが大変なので、その絶妙なサイズ感を気にかけて作っています。




それぞれの工程で職人たちが技術とこだわりを発揮し、それをリレーのバトンのように繋いでいって出来上がったものが NAKATA HANGER のハンガーです。
ハンガーを手に取った時の重厚感。服をかけた時のシルエットの美しさ。服をかける喜びをぜひ NAKATA HANGER のハンガーで感じてみてください。