Days of SDGs

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竹野浜 海の清掃ボランティア(その②)
2021/10/25


10月24日(日)地元・竹野浜の清掃ボランティアに参加しました。
中田工芸は今回で3回目の参加となります。
地元の方々を中心に総勢101名による大規模な清掃活動です。
弊社からは社員とご家族合わせて29名が参加しました。

 

今回は、海底のゴミを回収する潜水班、海上の浮遊ゴミを回収するカヌー班、海岸の清掃を担当する陸上班に分かれての作業です。
中田工芸は陸上班として、浜辺中心にごゴミ拾いをしました。

一見きれいな砂浜ですが、よく見ると砂に混ざって発泡スチロールやビニールの破片などの細かいゴミ、砂浜に打ち上がった海藻に絡まった漁網や釣り糸の端切れ、釣り具のルアーなどが至るところに落ちていました。
特に発泡スチロールは砕けて砂に混ざってしまい、取り除くことが難しい状態です。
細かいゴミですが、海に流れてしまうのを防ぐためにできるだけ頑張って拾いました。

潜水班は、ダイバーたちが海底に沈むゴミの回収をされていました。海底ゴミだけで2.8㎏のゴミが回収され、その多くは釣り具や漁具でした。
カヌー班は海に浮かぶゴミを回収し、カヌー3~4往復分のゴミが集まりました。

 

前回の清掃活動でも感じましたが、やはりマイクロプラスチックゴミが多く目立ちました。
同様、細かく砕けた発泡スチロールやプラスチックの破片の始末の悪さを実感しました。砂浜に打ち上げられた海藻に絡まった漁網やロープの切れ端や釣り糸も回収が困難。

 

樹脂などの自然に戻ることができない素材のゴミは、いくら小さくても分解されず残ったままとなり、海の水質や生物にとって悪影響となります。
元を断つこと、つまりゴミを捨てないこと、適切に廃棄することが大切だと改めて実感しました。
完全にゴミのない社会にすることはできなくても、わたしたち一人一人が行動に移すことで、少しずつですが着実にゴミを減らすことにつながるはずです。

 

今回は天候に恵まれ、海水が青空を反射してとても青くきれいでした。美しい海を見ながらの清掃活動は心も癒されましたが、同時に、「これ以上、海にゴミを出してはいけない」という思いもこみ上げました。
中田工芸では今後も清掃活動への参加を継続します。そして、環境に対して何ができるかを考えて行動していこうと思います。