News

大切なお洋服を長く着るために洋服ブラシを使ってみませんか?
2023/02/27 ジャーナル

大切なお洋服を長く着るために、ハンガーと合わせてぜひご紹介したいのが洋服ブラシです。
今回は洋服ブラシの選び方や、ブラッシングの方法をお話したいと思います。

<ブラシはなぜかけた方が良いのか>

洋服にブラシをかけることでどんな効果が得られるのかご存知でしょうか。

1) 着用時についたホコリや目に見えない小さな汚れを取り払う
一日着用したお洋服には目に見えない埃などの汚れが付着しています。 これからの季節ですと、花粉の付着も気になります。 毎日のブラッシングを習慣化することで、余分なゴミを払い落とし、きれいな状態を保つことができます。

2) 毛流れを整え、毛玉の発生を防止する
お洋服は一日着用すると擦れなどにより、毛の繊維が乱れてしまいます。これを放っておくと次第に毛玉が できてしまう原因になってしまいます。又繊維がぺたっと潰れたような状態になります。 毛の繊維流れをブラッシングで整えることで毛玉発生も防止できますし、ブラッシングの際に繊維へ空気が 通るので生地がふっくらとしてお洋服の見た目をキープすることができます。 スーツ等、頻繁に洗うことができないお洋服は毎日のブラッシングが大切なメンテナンスとなります。

意外に2) の毛流れを整える効果は見落とされがちかもしれませんが、毛玉発生防止のためにもブラッシングは とても大切です。

<どんなブラシを選べば良いのか>

洋服ブラシはバラエティショップ等でも市販されていますが、ブラシの部分に使われている毛の種類がいくつかあります。代表的なものは馬毛、豚毛、人工毛の3つです。
それぞれ特徴や価格帯が異なりますが、どれを買えば良いか迷った際にお勧めしたいのは馬毛を使ったブラシです。
馬毛ブラシは豚毛など他の毛に比べてとても柔らかい毛質です。カシミアのようなデリケートな素材のお洋服などにも適しているため、素材を気にせず使って頂けます。
馬毛のブラシは1本あるととても重宝するので、初めてブラシを手に取る方にお勧めです。
NAKATA  HANGER でも馬毛の洋服ブラシのお取り扱いがございます。

洋服ブラシ(馬毛)Clothes Brush Horse Hair/マーズブラウン
https://www.nakatahanger-shop.com/?pid=69751693


<洋服ブラシの使い方>
STEP1 まずお洋服の繊維の流れに逆らうように(下→上)ブラシを当てます。逆毛を立てるように生地をほぐしてホコリを浮かせましょう。
STEP2 次に繊維の流れに沿って(上→下)ブラシを当て、ホコリを払っていきましょう。襟周りやポケットのフラップ部分等細かい部分も忘れずに。
STEP3 最後に、繊維の流れに沿って(上→下)もう一度ブラシを当て、生地を整えましょう。
洋服ブラシの使い方を NAKATA HANGER の公式YOUTUBEチャンネルで動画でもご紹介しています。

洋服ブラシの使い方
https://www.youtube.com/embed/4JSilfpYNPE

ブラシ表面にホコリが溜まってきた時は手で取り除いたり、目が詰まったクシでブラシの奥に入った汚れを除去してください。水洗いは厳禁です。ブラシの毛先が広がってしまったり、ブラシの持ち手部分は木材が使用されていることが多いので水に濡れてしまうと反りが出たりカビの発生の要因になってしまいます。

いかがでしたか。ブラッシングは帰宅後すぐに行うと習慣化しやすいのでお勧めです。
ちなみに、NAKATA HANGERのスタッフAは、 NAKATA HANGER の馬毛ブラシを自宅で使っています。
手持ちのウールのコートを着用の度にブラシをかけていますが、購入後5~6年経った今もコートの表面に毛玉は無く、新品のように綺麗な状態を保つことができています。日頃のこまめな手入れの成果が出ていることが嬉しく、ブラッシングを継続することができています。大事にしているコートなので、この先もずっと着られるように手入れを続けていきたいと思います。

大切なお洋服を綺麗な状態でできるだけ長く着続けるためのステップとして、洋服ブラシでのケアをぜひ取り入れてみてください。