Days of SDGs

# 環境配慮
# つくる責任
# パートナーシップ
リユースハンガー ~ハンガーの再利用事業~
2021/04/06

大切な資源をできる限り長く有効的に使うため、中田工芸ではハンガーのリユースに取り組んでいます。

ハンガーが使われている場所と聞いて、皆さんはどこを思い浮かべますか?
自宅のクローゼットはもちろんですが、主にお店の売り場で木製ハンガーは大活躍しています。素敵な服を展示するために活躍しているとはいえ、店舗で使われているということは、移転や整理等に伴って不必要になってしまう備品やハンガーも発生するということです。
しかし、近年ではSDGsの意識の高まりに合わせて、不必要となってしまったハンガーを再利用してお使いいただくことが増えてきました。『ハンガーとしての機能には全く問題がないのに、使わなくなったからと廃棄されてしまうのはもったいない』という思いから、廃棄ではなく再利用という選択を取るということです。これは経済的にも環境的にも優しい選択といえます。
そんな中、とあるアパレル企業様との取り組みで、ハンガーの再利用=リユースの際に【オリジナルのリユースマーク】を明示することを開始しました。
ハンガーを再利用したものだと一目で理解できるマークをつけることで、アパレル企業様とわたしたちの想いが伝わる取り組みです。

 

※この写真のハンガーは、ブラックの塗装を磨き落として再利用しているものです。

不要になった木製ハンガーは、削ったり新たに塗装したりすることで、今までのものとは違うテイストや印象に変身させて再利用することができます。

環境への配慮は経済活動を行うすべての企業が取り組むべき課題であり、企業同士が協力して行動することで必ず良い影響をもたらすことでしょう。
中田工芸は、大切な森林資源を守り育てながら有効活用する方法を今後も模索していきます。