7月4日(日)、竹野海岸の清掃活動を行いました。
竹野海岸は、兵庫県豊岡市の日本海側にある海水浴場で、「快水浴場百選」や「日本の渚百選」にも選定されている地元が誇る美しい海です。
5月に行った環境に対する取組についてのグループワークで提案された「プラスチックごみ問題に目を向けよう!家族で取り組む海のクリーン作戦」を実際に行動に移し、たけの観光協会主催の清掃活動に参加しました。中田工芸からは、社員と家族・子どもたちを合わせ39名が集まりました。
中田工芸は竹野海岸近くの港の河口付近の掃除にあたりました。
ここは、海や川を漂流して岩場に打ちあがったペットボトルなどのプラスチックごみ、発泡スチロール、漁具、流木などのごみの溜まり場となっていました。
「こんなにごみがあるなんて・・・」と衝撃を受けながら、一斉に作業開始です!
最初はきりがないと感じたごみの山も、2時間半ほどかけて2tトラック20台分のごみを回収しました。きれいになった消波提を見て、達成感を味わいました。
「これは何ごみ?プラ?」とごみの種類に関心を持ちながら取り組む子どもたちの姿が見られました。カニなどの海の生き物を見つけて、自然と触れ合いながらSDGsや環境保全を考える時間になった様子でした。
多くの人を惹きつける青くきれいな海、海にすむ多くの生物、そして海に集まる人々の笑顔をこの先もずっと守っていくために、中田工芸では今後も継続して海の清掃活動を行ってまいります。
清掃活動では、大量の漂流物に混じってたばこの吸い殻や飲食物のごみ、釣りの道具と思われるごみも多く見られ、海や川を利用する際のごみのマナーを考えさせられました。
また、小さいプラスチックの破片や発泡スチロールが粉々に砕けてマイクロプラスチックごみとなり、除去が難しい状態になっていました。
海のごみの8割はまちや陸から流れてきたもので、これらが原因で環境汚染や海の生態系に影響を及ぼし、更には海の恩恵を受けている私たちの人体や健康にも影響を及ぼすといわれています。
日常生活で出たごみが海のごみになるかもしれないという意識を持ち、日ごろから「ごみをなるべく出さない」、「ポイ捨てしない」、「ごみを拾う」を心がけて、一人一人が行動に移していけばSDGsの目指す持続可能な社会につながっていくのではないでしょうか。
今回の清掃活動を通して感じたことを心に留め、これからも将来のために、今私たちにできることを一つずつ実行していく所存です。