Days of SDGs

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# 環境配慮
# 地域・社会貢献
# パートナーシップ
2021年度トライやる・ウィークについて
2021/06/08

 

兵庫県では毎年「トライやる・ウィーク」と題して、中学2年生が企業や様々な事業所で仕事を体験する行事を行っています。
今年は5月31日~6月4日の一週間に渡って行われました。
中田工芸では地元の中学生2名を受け入れ、ハンガー製造の仕事を体験してもらいました。
ハンガーの組み立てからラッピングまですべて自分で行うというものもあり、緊張もしながら楽しくハンガーを作っている様子でした。

 


 

また、独自のカリキュラムとして、ハンガー制作の仕事だけではなく授業も受けていただきました。現役社員が講師となり、「中田工芸という会社がどんな仕事をしているか」、「SDGsについて」、「働くとは?」などのテーマで授業を行いました。1コマ40分という時間で様々な授業を受講していただきましたが、二人とも真剣に話に聞き入ってくれていました。

 

 


SDGsをテーマにした授業では、「環境」と「ジェンダー」の2回にわけて行いました。「環境」をテーマにした授業では、中田工芸の取り組みや木材は環境にいい素材であること等をお伝えしました。「ジェンダー」については、基本的な知識やくるみん認定取得の取り組み、子育て支援についてお話しました。難しい話題だったとは思いますが、二人とも真剣に聞いてくれていました。

そして最終日には、学んだことをまとめる発表会も行いました。
作業した内容と授業で伝えた内容をしっかりまとめた素晴らしい発表を聞くことができました。特に「働くということ」について印象深かったとのこと。働くということに対しての希望や期待を素直な言葉で表現してくれました。感動のあまり思わず涙ぐんでしまう社員の姿も…!

授業を担当した社員たちも、このトライやる・ウィークを通して伝えることの難しさ等を改めて学ぶことができたと思います。教えるだけでなく、学生さんから教わることもあり、とても密度の濃い一週間になりました。
今回の経験が二人の未来に役立つといいなと社員全員願っています。
来年のトライやる・ウィークも楽しみです!