今年も2月7日と2月8日に弊社が制定した記念日を迎えました。
数字の2と7を「ブ(2)ナ(7)」と読む語呂合わせから2月7日に制定。
現在ほとんど活用されていない日本のブナ林を資源として持続可能な仕組みで活用し、森林保全と地方創生につなげたいとの願いを込めました。
数字の「2」と漢数字の「八」の組み合わせがハンガーのシルエットになることから2月8日に制定。
もっとたくさんの方に木製ハンガーの認知を広げ、使ってもらいたい。良質な木製ハンガーを通して、ファッションとライフスタイルを楽しむきっかけを作っていこうという記念日です。
「国産ブナの日」の特設ページには新潟県の「スノービーチ(雪国のブナ)」のコラムを掲載しました。国産の針葉樹は建築材などに使用されますが、国産の広葉樹であるブナはほぼ使われていません。日本のブナ林を資源として活用したいという目的に賛同し、私たちは2022年の3月に現地で雪上間伐に参加しました。ブナ林の現状をこの目で見て、関わる方々と交流することができた大変貴重な機会でした。
「木製ハンガーの日」のコラムは木製ハンガーを通した私たちの環境に対する思いを書きました。正しい仕組みで木材を使うことが森林保全につながります。この仕組みを森林資源の循環活用と言います。私たちはそれらを大切に活用するとともに、その材料を使って良質なハンガーを提供してまいります。ぜひ皆様に弊社の木製ハンガーを豊かなライフスタイルに活かしてほしいとの思いを綴りました。
私たちのハンガーは主にブナ材で作られており、弊社の木製ハンガーとブナ材には深い関りがあるのです。現在は循環活用の仕組みが出来上がったヨーロッパのブナ材を使っています。弊社は日本のメーカーとして国産ブナ材を使った良質な木製ハンガーをユーザーにお届けしたいと考えています。そのためには日本のブナの循環活用の仕組みの確立が必要です。
様々な地域や団体と協力し合って進めなければなりません。目標の実現に向けて少しずつ前進して行きます。
今回、新潟で伐採したスノービーチを使った木製ハンガーを製品化することができました。まだ流通の仕組みが完成していないスノービーチですが、時間をかけて丁寧に伐採し、製材しました。その材料を我社の工場でハンガーに仕上げました。ブナ本来の風合いを製品にすることができたことをとてもうれしく思います。
まだまだ量産までにはたくさんのチャレンジが必要ですが、この機会に是非、日本のブナでできた木製ハンガーに触れていただきたいです。
また、画像はお客様からお祝いにいただいたお花です。
素敵なお花をありがとうございました!