Days of SDGs

# ジェンダーギャップ解消
# 働き方改革
『育休を考える日』に『ペアレント休暇』をリニューアルします
2021/09/17

 

この度、9月19日の「育休を考える日」を契機に、「ペアレント休暇制度」をリニューアルしました。
中田工芸には「ペアレント休暇」というオリジナルの育児目的休暇があります。
2年前に弊社の代表自らが育休を取得し、育児に関わることの大切さを実感したことをきっかけにして、この「ペアレント休暇」を制定しました。

「ペアレント休暇」には、
「女性社員が出産や育児を理由にキャリアをあきらめることが無いように」
「男性社員も積極的に育児に参加できる環境をつくりたい」
「兵庫県北部の地方都市で、そのような文化が芽生えて定着してほしい」

という願いが込められています。

私達は昨年から「くるみん」マーク取得の取り組みを開始し、一般事業所行動計画を発表しました。

性別問わず育児目的休暇をもっと利用してほしいという思いから、社員からも多くの意見を吸い上げ、育児に関する様々な要望や課題を解決するための議論をプロジェクトチームで行いました。

そして、社員のニーズに応えることができる新たな「ペアレント休暇」をスタートします。

「ペアレント休暇」とは、小学校就学前のこどもを持つ全社員を対象とし、年5日の有給休暇を付与するものです。
また、取得可能期間を調整し、男性社員が出産前のパートナーのサポートもできる内容にしました。
取得目的理由も、子供の面談や参観日等も対象とし、出産や育児に関わる広範囲な目的での取得が可能となっております。
また、取得は一時間単位から可能で、業務時間の合間でも取得が可能です。

この休暇は、仕事と子育てのバランスをとりながら、個人の能力を十分に発揮できる職場環境をつくることを目的としています。また、大切なこどもたちの成長を見守り、限りある貴重な時間を共に過ごしてほしいとの気持ちもあり、この制度の改良に至りました。

これまでの育休は、主に女性が取るものだという風潮が世の中にはありました。しかし、今後は男女の性別に関係なく、未来を担う子供たちを育てる意識が必要です。

「ペアレント休暇」のリニューアルがそのような文化を作り、定着させる活動のきっかけになると私達は考えています。9月19日を「育休を考える日」と制定された積水ハウス株式会社様は「男性の育児休業取得をよりよい社会づくりのきっかけとしたい」との思いからこの取り組みをされたそうです。
中田工芸もこの思いに深く共感して、より良い社会を創るために私たちができることを取り組んでまいりたいと思います。

この新制度導入がジェンダーギャップ解消のきっかけづくりになったり、誰もがキャリアを諦めずに自分らしく働き続けられる職場環境づくりになればと願っています。今後も働きやすい会社を目指し、環境整備とサポートに励んで参ります。