Days of SDGs

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竹野浜 海の清掃ボランティア(その⑥)
2023/10/31

多くの人で賑わう海水浴シーズンが終わり落ち着きを取り戻した竹野浜。
この秋もたけの観光協会主催の「竹野浜海そうじプロジェクト」が開催されました。
当社からは社員とその家族をあわせ13名が参加し、地元の方々、ダイバー、カヌー愛好家のみなさんとともに清掃活動を行いました。

前日まで続いた雨があがり、まさに秋晴れの抜けるような青空の下で、カヌー班や潜水班はひと足早く清掃作業を開始していました。海上はまだ波が高く少し荒れていたので、範囲を狭めての実施とのこと。

わたしたちは砂浜や港付近含む海岸周辺を担当する陸上班として、清掃活動のスタートです。

 

浜辺に流れ着いたルアー、漁網、空き缶、ペットボトル、そしてようやく形を保つほどにもろくなった細かなプラスティック片など、人工物を中心にゴミを拾っていきます。

 

流木が多く流れ着く港付近の場所では、幾層にもなった枝木の間にペットボトルや細かく砕けた発泡スチロール片が挟まっており、拾い上げる作業はなかなかに大変でした。

 

集積スペースには続々とゴミが集められ、分別プレートのもとに積まれていきます。
今回最大サイズのゴミは軽トラックの荷台を占拠する大きな発泡スチロール!

 

拾ったゴミを囲んで地元の方と会話が盛り上がる場面も。

 

今回、潜水班は湾内で70個のイカ釣り疑似餌(エギ)を回収。今年は例年に比べると少なめだったとのこと。
海底に沈んだエギは数年から十年ほどの歳月で堆積し少しずつ湾の内外を移動しているそうです。

 

美しい海や海岸を次世代へ繋いでいくために、こうした活動の継続は不可欠です。
参加した一人ひとりが一つでも多くのゴミを拾うことで、環境保全という大きな課題に対して思いを巡らせたのではないでしょうか。

中田工芸はこれからも継続して清掃活動に参加します。